人形町engawa GALLERYにて写真・俳句展『福島の今を見てきた聞いてきた』開催中

40代から60代のミドルシニア世代のプロフェッショナル人材が集まり、人生100年時代の新しい働き方を提案するニューホライズンコレクティブ合同会社(東京都人形町、代表:山口裕二・野澤友宏、以下:NH)は、3月8日(水)~4月3日(月)の間、人形町の共創イノベーションスペース「ニューホライズンパーク」に併設される人形町engawa GALLERYにて写真・俳句展『福島の今を見てきた聞いてきた』を開催しております。 本企画展では、東日本大震災で地震と津波の被災に続き福島第一原発事故で全町避難を余儀なくされた福島県富岡町を中心とした写真に、俳句を施したパネルを展示しております。メンバーが見て感じた、福島県富岡町の過去から未来につながる姿をご覧いただきたく、ぜひ足をお運びください。 「福島の今を見てきた聞いてきた」開催概要 ・会場:ニューホライズンパーク engawa GALLERY(東京都中央区日本橋人形町1-5-8 人形町北浜ビル1階) ・会期:2023年3月8日(水)~4月3日(月) 平日10時~17時/土日11時~17時 3/21(祝)休業 ※入場料無料 ・参加メンバー: 《New Horizon Collective合同会社》田代浩史・川井美奈子 企画の目的 東日本大震災以降、福島と福島の人々は未だに終わらない被害に見舞われています。毎年3月には当時の記憶が鮮明に蘇る方も多いと思います。しかし、日常生活では、目の前の仕事や生活に追われ、自分自身が直接関わることが難しいという現実もあります。本企画発起人であるメンバー2名は、この感情の狭間を抱え、もどかしい気持ちに見舞われることがありました。そこで、独立したいまだからこそ、福島の今を表現し、東京・人形町と福島に小さな繋がりを設け、その様子を多くの人に伝えることはできないか―。このような思いから、本企画展の開催に至りました。 展示にあたり、メンバーは実際に東京電力福島第一原発の南に位置し、いまだ帰還困難区域が残る富岡町を訪ね、被災と復興の厳しいリアリティと、未来に続けるための今に関わってほしいという人たちに触れることができました。 展示の様子 ギャラリー内では、125点にのぼる福島県富岡町の風景を中心とした作品を展示。写真には、より印象深く当時の様子が伝わることを意図して俳句をしたためました。 なお、より詳細な作品情報はこちらのnoteをご確認ください。 note URL:https://note.newhorizoncollective.com/n/nfef5e3d28e1f ​企画者コメント ニューホライズンコレクティブ プロフェッショナルパートナー 田代浩史 「課題や困難があるのは私たちだけではない」富岡町に戻った漁船の船長の言葉で、私は福島を特別視するのを止めることができました。どの地域でもどんな人にも生活の中に課題や困難はあります。だからこそ他の人の苦しさを理解することができると思います。この写真・俳句展を見ていただいた方にも、同じ思いを共有できると嬉しいです。 ニューホライズンコレクティブ プロフェッショナルパートナー 川井美奈子 以前、東北で実施されているみちのく潮風トレイルで、青森から福島まで少しずつあるきました。福島に入り街並みが震災で変わっていないのに人気がないところは独特の寂しさを感じたことを覚えています。外から見えづらい被害、長い避難生活のある福島を改めて訪ねたくなったことが本企画のきっかけでした。 人形町 engawa GALLERY概要 ニューホライズンコレクティブ合同会社が、2021年5月に新たな活動拠点となる共創イノベーションスペースをオ ―プン。イベントスペースやコワーキングスペース、動画配信スタジオなどの設備の他に、一般の方にも向けたギャ ラリースペースとして「ニューホライズンパーク engawa GALLERY」を併設しました。「ニューホライズンパーク engawa GALLERY」では、月替りでニューホライズンコレクティブメンバー発の様々な企画展を開催します。