
2025.06.12
4月「アサデミー読書会」【運】堀切禎史さん(1期生)

【開催内容】 ・日 時:4月23日(水)8:30~9:30 ・テーマ:『運』 ・話し手:堀切禎史さん(1期生) ・紹介された本:

【「運」というテーマを選んだ理由】 堀切さんは、会社員時代から、自分なりに「運」について漠然と考え続けてきたそうです。 運がいいか悪いかは、人生に大きく影響する。 運は、呼び込めそうな気もするし 、逃しそうな気もする。 そんなふうに「運」とうまく付き合う方法や、秘訣を模索してきたところ、そんなモヤモヤがスッキリ言語化された一冊に出会ったとのことでした。 ●『運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」』 ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を創業し、 売上2兆円規模の企業へと成長させた自身の経験をもとに、 「運」の重要性とその活用法について述べた一冊。 本書では、「運」について、以下の4つが述べられています。 ① 運がいいとは、単に「ツキがいい」という話ではなく、不運を幸運に変える強い力のこと ② 運のいい人とは、「運を使い切れる人」 ③ 運は自ら切り開いていくもの ④ 運は最大級の複雑系科学 堀切さんが取り上げたポイントは、以下の3つです。 ① 幸運の最大化と不運の最小化で、運の総量をコントロールする。 ② 運を追求するには、「攻め」、「挑戦」、「楽観主義」が必要。逆にリスクを取らないのが一番のリスク。だから「堅守速攻」ではなく「速攻堅守」の順。 ③ 人間関係も大事。落運の人や他罰的な人は避けた方がいい。人の嫉妬の怖さを認識していないと衰運を招くことになる。 堀切さんは、人生後半戦に「運」をつかむためには、まず「目標」があって、その上で「いつ運が来てもいいように準備を怠らないことが大事」という理解をしています。 家族や周りの人たちと豊かに生きていくために、これからも「運」をつかむチャレンジを楽しみたいとのことでした。 【参加したメンバーからのコメント】 ・自分も運がいいと思っているので、共感できた。しかし、嫉妬する人については、放っておけばいいと思っている。他罰的な人は避けることには疑問がある。本を読んで考えてみたいと思った。 ・ツイていないと思う時は、自分でその状況を変える、発想の転換をすればいい。 ・流れが良くない時はポジティブな思考をする。あの手この手試してみる。面倒だからやらないのではなく、それを乗り越えて動くことで、運が巡ってくると思う。 ・素敵な本と「運」についての話を聞けてよかった。会社員時代には会えなかった人に巡り会える場がLSP。LSPこそが「運」を引き寄せる場なのではないかと感じた。

堀切禎史さんのプロフィール 2001年株式会社電通に中途入社。営業・ビジネスプロデューサーとして数多くのキャンペーンを手掛ける。その後、広告受注を前提とせずにクライアント企業と伴走する「未来創造プロジェクト」や「ビジネスデザインプロジェクト」をプロデュース。2017年にはビジネスデザインの専門組織「電通ビジネスデザインスクエア」の立ち上げに参加し、ビジネスデザイン領域(現BX領域)の確立に努める。2019年にトランスフォーメーション・プロデュース局のエグゼクティブプロデューサー(局長職)に就任。2020年12月退職。独立後は、「COMPASS」を立ち上げ、プロジェクトプロデューサーとして活動中。趣味は釣り。